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Moved So Move

曲や歌詞について考えます。

クリープハイプ 「イト」 歌詞の意味

今回は4月26日に発売された、クリープハイプの新曲

「イト」の意味を自己解釈しました。

 

映画『帝一の國』の主題歌にもなっています。

 

 

タイトルを見て恋愛系の歌かな?と思っていましたが、

MVを見て改めて聴き直すと

この曲は友情や、仲間へのエールだと感じました!

 

『世界観』の14曲目、「バンド」のような愛が非常に詰まっているという印象です。

 

 イト / クリープハイプ

作詞・作曲:尾崎世界観 

イト クリープハイプ 歌詞情報 - 歌ネットモバイル

 

「イト」の特設ページです。真ん中あたりに歌詞載っています。

クリープハイプ「イト」

 

 

 

 

まずイントロからかなりポップ!

ドリカムの曲だよ、と言われたら信じます。

武勇伝武勇伝〜のフリがしたくなるのは、私だけでしょうか?笑

 

 

 

Aメロでは、結婚する2人のやりとりのようなフレーズ(運命の赤い糸)と、どこか不安気な行先(誰かの意図によるもの)を表すフレーズが出てきます。

 

運命、という言葉を辞書で見ると、

「人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。」

とあります。*1

 

 

 運命自体も自分以外の何かの意図によるものということです。

操られているようなもの、だから “ぎこちないお辞儀” になります。

 

 

 

 

 

 

 

で、先になぜこの曲が友情や仲間へのエールだと思ったかという話を。

 

MVで、尾崎さんだけあまり似ていないような感じがしました。

ちょっと前は確かに茶髪でしたが今黒髪とパーマだし、、、

 

そこで、もしかしてこれはKANA-BOONの飯田さんやゲスの極み乙女。の絵音さんを彷彿させるように、わざと似せなかったのではないか、という憶測が生まれました。

 

人形の件は深読みでも、

週刊誌が出て来るところなんかは

ここ最近あったバンドマンのスキャンダルを

鋭く描写しているように思います。

 

 

歌詞の感じとか、尾崎さんを見てると

彼こそ(特に過去)スキャンダル起こしそうな気がするんですけど(^^;)

 

 

 ここの歌詞は

 

いつか君の糸が見えるまで

いつか君の意図が見えるまで

 

 

です。

 

 

バンドが大きくなるにつれ、いろんな人の思惑が入って来て、

本来したかったことができなくなったり、わからなくなったりすることがあるように思います。

 

このMVの中で出てくるメディアへの露出やインタビューなんかも

自分たちがしたい事、というより事務所やレコード会社などが計画したもの(誰かの意図によるもの)

という風に捉えられます。

 

 

そして、どんどんやりたいことやるべきことが分からなくなった結果、

衝動に駆られたり誘惑に負けたりして、

本来1番やりたかったことができなくなってしまった。

 

 

 

応援する気持ちが変わらない人もいるけれど、曲に対しての印象まで変わってしまった人や元々知らなくてバンドに偏見を持ってしまった人もいると思います。

 

彼らはそんなことを望んでなかったはず。

 

 

 

では、本来したかったことはなにか?

誘惑や誰かの意図に操られて自分を失ってしまわないためにはどうすればいいのか?

 

 

それが、

 どうか重ねた手の温もりで 何度でも探せ

の部分です。

 

 

MVの最初に、メンバー4人が円陣を組んで、手を重ねてえいえいおー!とする場面があります。

 

 

自分で自分の意図が分からなくなってしまった時、

それを思い出させてくれるのが自分が信じている仲間(バンドのメンバー)なのだと思います。

 

 

けれど誰か1人が起こした問題は、

そんな仲間にまで迷惑をかけることになる。 

 

 

だから、

「お前何やってんだよ」という尾崎さんの愛情のこもった叱りなのかなあと思いました。

 

 

 

 

 

サビの歌詞に戻ります。

 

いつもまとわりつくこの糸を

運命と呼べるその日まで

 

 

 

 

記事の最初の方に書いた運命についてです。

 

 

運命を、何かからの意図だと書きましたが、

何を、どの出来事を「運命」だと決めるかは自分に決定権があります。

 

単なる偶然だ、と思うのも

これは運命だ、と思うのも

何も思わないのも

全部自分の意思で決められます。

 

 

 

どんなに今制限があって思うように動けなくても、

諦めて動かなくなれれば、本当に操り人形のようになってしまう。

 

 

 

だから誰かの手の内でも、

踊らされるんじゃなくてあえて踊ってやる、

というように自分の意思で動かならない。

 

 

そして、

「これが自分のやりたいことだ」

とか

「これが自分の運命だ」

と肯定的に思えるようになるまでは

何度でもあがいて、それまでやってきたことでも壊して

また0から始める。

 

そうやっていけばいいよ、という応援歌のように思います。

 

 

せっかくここまでやってきたことを

やめたり壊したりするのって正直不安だらけですが、

「なんか違うな」と思いながらもやめられず続ける方が

実はもっと怖い事だよなあ、と

この歌を聴きながら感じました。

 

 

 

 

 

以上で今回の解釈を終わります!

長々とご覧いただきありがとうございました!!

 

 

この記事書いている間に

ゲスの極み乙女。が活動再開^^!

嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲスの極み乙女。「セルマ」 歌詞の意味

今回は、ゲスの極み乙女。が去年発売した

アルバム「両成敗」の中から『セルマ』の歌詞について自己解釈しました。

 

 

切ない曲と言えばindigo la End(川谷さんのもう1つのバンド)の印象が強いのですが、

この曲もかなりの切なさです。

 

 

なぜ切ないのか。

その理由のひとつは、まだ未練が残っている感じがするからです。

 

歌詞の語尾が

「~けど」、「~のに」

という逆接の表現が多いのです。

 

 

実際の会話で逆接ばかり使われたら面倒ですが

歌詞だと名残惜しさや後悔などの

何かしら言い表していない感情があるのか、と思い起こさせます。

 

 

 

さらに、この曲はかなり細かいことが書かれているわりに

なぜ彼女はいなくなったのか、2人の間に何があったのか、

などわからないことだらけで全体像が掴めません。

 

この、木を見て森を見ずな感じが

2人の別れに何か影響しているのか?と考えると

より一層曲が切なく聴こえます。

 

 

 

 

歌詞を見ていきます。

 

 

『セルマ』/ ゲスの極み乙女。

作詞・作曲:川谷絵音

歌詞:http://j-lyric.net/artist/a05866a/l038fff.html

 

 

 

 

 

1番Aメロでは、君がいなくなってから

「変わらないこと」と「変わったこと」があげられています。

 

【変わらないこと】

・食卓にスプーンを2本並べること

・使い込んだテーブルの傾き

 

【変わったこと】

・紅茶を買う頻度(2週間に1回に減った)

・やけに静か

 

 

どちらもかなり日常的な場面が想像されます。

2人は一緒に暮らしていたか、もしくはよく主人公の家に行っていたのでしょう。

 

 

 

やけに静かになったくらいさ

それ以外は変わらないはずだけど

 

 

たった一つ変わっただけなのに、といった表現ですが、

「やけに静かになった」というのは、生活の中の様々な場面に関わっているので、

大きな変化だといえます。

 

 

 

 

サビで主人公は

一緒に飲んだ缶ビールの味が思い出せなくなっています。

 

1人で飲んでも2人で飲んでも、缶ビール自体の味は変わらないはず。

君と一緒に飲むビールの味は格別だったのでしょう。

 

 

 

また、ここで言っているのは缶ビールのことですが、

これは一部の例にすぎず、実際は君といるときの記憶や感じたいろんなことを

時間が経つにつれて思い出せなくなっているのではないか、と考えられます。

 

 

 

 

「酔わない方だったのにな」は、アルコールはもちろん

恋に酔う(夢中になる)なんてタイプじゃなかったのにな、

という意味にも捉えました。

 

自分でもこんなに好きになるとは思ってなかった。

こんなに失ったことに対して悲しむとは思わなかった。

「おかしいな おかしいよな」と自分で自分のことが変だと思う。

 

 

 

 

2番でははっきりと

君はいなくなった

という表記があります。

 

ただ、なぜいなくなったのかはわからないままです。

 

 

2番のAメロのところのドラムのリズムは、電車の走る音を表しているように思います。

そして、ここの歌詞の

一つ飛ばして 

二つ飛ばして 

三つ飛ばして

君はいなくなった

という歌詞の通り、

2番のAメロが1拍分早く歌い出されています。

 

ほんとは2人で一緒に歩んでいくステップを飛ばして、

いつのまにか君と僕との間には距離ができていた。

そして君はいなくなってしまった 。

 

 

 

駅のホームの端が好きで それ以外の場所は普通で

僕はそんな君が好きで それ以外も好きだったけど

 

一部が好きであとは普通な彼女と、

一部とその他(全部)が好きだった僕。

 

 

描かれている好きの対象は、「場所」と「人」で違いますが、

これも

 

僕に対する彼女の想いと、

彼女に対する僕の想いの重さ

 

の違いを表しているように思います。

 

 

 

 駅のホームの端が好き、

なんてかなり細かい描写ですよね。

駅が好き、電車が好き、という好みより詳細で

あまり一緒にいても気づかなかったり意識しなかったりするような内容。

 

このように、一見他人から見れば「そんな細かいところ知ってるの?」

ってくらい細かい部分は見られていたのに、

大きな部分の変化には気づけなかったのでしょうか。

 

そう考えると、彼女が故意ではなく突然の事故などで

いなくなってしまったのではないか、とも予測できます。

 

 

 

 

 

 

そしてサビ。

 

一緒に歌った歌は全部口ずさめるのに、

一緒に飲んだ缶ビールの味は思い出せない。

 

 

この2つの違いは、記録に残せるかどうかだと思います。

 

歌は音源や歌詞として形に残る。

けれど、味や感じたものは形として残すことができない。

 

だから時が経つとだんだん忘れてしまう。

 

 

 

 

その、

これだけまだ想いがあるのに

どんどん君のことを忘れていってしまうことが悲しい。

スプーンを2本用意したり、使い込んだテーブルを傾いたままにしたりと、

変わらないままにしているのに、日々変わっていくことがある。思い出せなくなっていくことがある。

 

 

そんな儚さが曲全体に表れていると思います。

 

 

 

最後のドラムのシンバルを連打する音は、

ビールの泡がシュワシュワ〜っと消えていく様子を表しているように感じました。

 

そうやって、彼女と過ごしてきた思い出が消えていってしまうのかなあ・・・

 

 

 

切ないのにずっとリピートしてしまう曲です!

 

 

長文を読んでいただき、ありがとうございました!!! 

 

 

 

 

The Chainsmokers & Coldplay「Something Just Like This」 歌詞の意味

書き途中の記事2つが進まないので、今回は洋楽の歌詞を解釈をします。

(和訳記事ではないです!ご了承くださいm(_ _)m  )

 

 

The Chainsmokers & Coldplay の『Something Just Like This』について

自己解釈したいと思います。

 

まずMVからして素敵です!!

 

www.youtube.com

 

 そして歌詞に注目すると、さらに素晴らしい!!!

 

歌詞はこちら。

The Chainsmokers - Something Just Like This Lyrics | MetroLyrics

 

 

ただ、洋楽の歌詞の意味を考える上で1番懸念するのは

歌詞を和訳しなければならない点です、、、

 

 

そこで、いくつか和訳をしているブログを見てみたのですが、

結構解釈に個人差がありました。

 

 

というのも

この歌には主人公と女性が出てくるのですが、

どこまでが彼女の台詞で、どこからを主人公の台詞と考えるかによって

意味が変わってからです(*_*)

 

 

この「どっちの台詞?」という問題で、

自分の解釈も最初に考えたものからかなり変化しました。

 

 

ちなみに最初に考えた解釈は、

 

彼女はいつまでも小さいころの夢なんか追ってないで、

頼りがいがあって側にいてくれる普通の男性を求めている。

けど、主人公は小さい頃に描いたヒーローになりたいという夢を

どこか諦めきれずにいる。

 

そんな2人の、「理想」のすれ違いを歌っていると思っていました。

 

なんでも切ないフィルターを通して見てしまう癖があって、、、笑

 

 

 

 

ですが何回も聴いて考えていくと、

この歌は希望に満ち溢れた曲だという解釈に変わりました!

 

 

 

スムーズな和訳に自信がないので、

意訳し、砕いて書いていきます。

 

 

 

 

 

 

Aメロには神話やスーパーマンが出て来ます。

幼い頃に憧れたヒーロー像のようなものでしょう。

 

ですが大人になるにつれ、自分はそんな特別な人間じゃないとわかります。

 

 

 

Bメロでは女性(おそらくは彼女)が、

「どこに向かってるの?どれだけリスクを背負いたいの?」と聞いてきます。

「私が求めているのは、特別な力を持った人間でも、スーパーヒーローでも、おとぎ話のような幸せでもない。

頼りがいがあって、キスができるようなそんな人(そんなこと)を求めている」

 

 

彼女が望むのは、特別な人や特別な何かではなく、

側にいてくれる普通の人。

 

神話に出てくる伝説の人に関しては分かりませんが、

確かにスーパーヒーローって

街や大勢を助けるために危険な時危険なところに行くので、

大切な人の側からは離れているようなイメージがあります。

 

だから、そんな大勢を助ける人ではなく、

自分が頼りたいときに頼れる人がいい、という意味もあるかもしれません。

 

 

ここで、

"I want something just like this" という歌詞は

誰の台詞か、という問題に対してですが、

私は、両方の台詞だと考えました。

 

このフレーズはサビで4回繰り返されます。

1回目、2回目は低いトーンで、

3回目と4回目は1オクターブ上で強く歌われています。

 

1回目と2回目が、彼女の気持ち。

「私はただ大好きな人といる、そんなことが幸せ」

 

そして3回目と4回目は主人公の気持ち。

「小さいころに憧れていたスーパーヒーローにはなれなかったけど、

彼女が求めるような、いわゆる普通の幸せを与えられる人になりたい。」

 

 

 

つまり、

彼女にとっての、ただ一人のヒーローになりたい

 

 

 

という意味だと捉えました。

 

ミスチルの「HERO」のような)

 

 

 

 

小さいころに描いていた大人数を救うヒーロー像とは違うけれど、

大人になって目指す、誰かにとってのヒーロー。

とてもかっこいいです。

 

 

だから、この歌は諦めの歌でも切ない歌でもなく、

ヒーローを目指す夢と希望に満ち溢れた曲なんだなあ

というのが私の解釈です!

 

 

 

 

 

 

"want"を「なりたい」まで訳してしまったのは

自己都合に合わせすぎたかもしれません。。。

 

今後も引き続き曲について考えていこうと思います^^!

 

 

 

 

それにしても、日本語は「私」「僕」「俺」だったり、

話し口調である程度誰が発した台詞か予想がつくので便利ですね。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!