Moved So Move

曲や歌詞について考えます。

BUMP OF CHICKEN「流れ星の正体」について思ったこと

 

今回は、先月1月28日〜30日の期間限定でデモ音源が公開されていた、

BUMP OF CHICKENの『流れ星の正体』について思うことを

つらつらと書いていきます。

かなり個人的なBUMP愛による文章になってしまいました^^;

 

 

 

まだ完成形が発表されていないため、

今回は歌詞解釈ではなく、

デモ音源とFujiki最終回を読んでの感想ブログです。

 

 

デモ音源自体の公開期間は終わってしまいましたが、

歌詞は現在発売中のB-PASSに載っています。

 

この曲は、藤原さんがB-PASSでの連載「Fujiki」の最終回に

何を書こうかと考えているとき、

伝えたいことを書きだしたら歌詞になり、曲ができたそうです。

 

 

詳しくは実際にその記事を見ていただきたいのですが、

読みながらボロボロ泣きました。

そして曲を聴いてさらに涙が(;;)

 

 

タイトルにも歌詞にもある、「流れ星の正体」。

流れ星とは本当の星ではなく、宇宙の小さな塵だそうです。

 

また、流れ星が非常に速いスピードで地球の大気とぶつかるため、発光現象が起こるそうです。

 

 

www.amro-net.jp

weathernews.jp

 

 

 

 

 

この、

・本当の星ではない

・非常に速いスピード

 

というところが、このタイトルの重要なポイントだと思っています。

 

 

流れ星が本当の星ではなく宇宙の小さな塵であるのと同じように、

誰かが誰かに伝えたい想い自体は、

ちっぽけなものかもしれない。

 

輝くような明るいものだけじゃなくて良い、という風にも捉えられます。

悲しいことや暗いこと、どうでもよいようなこと。

 

けれど伝えたい内容ではなく、

誰かに伝えたい、と思ったこと自体が輝く要因になる。

 

そして誰かから誰かへと届くまでの軌跡と時間が、

その想いを輝かせる。

 

 

 

手紙は届くまでにタイムラグが生じる伝達方法です。

その手紙を書いているときから届くまでの過程を流れ星に例えるなんて、

素晴らしすぎます・・・!

 

 

 

そして、この歌詞!

BUMPとリスナーの関係が、一方的な発信者・受信者の関係ではなく、

互いに発信し、受信している関係であることがわかります。

 

 

 

 

また、流れ星のスピードは非常に速い、というのも

今回デモ音源が公開されたこととかなりリンクします。

 

藤原さんは最終回の記事で、

1番最初に私たちリスナーに届けたい、と書いてくださっていました。

 

今までも早く届けたいから、という理由で

CDではなく配信のみの音源はありましたが、

このように曲が完成する前のデモを聴かせてもらうことはありませんでした。

 

 

それを今回はデモ音源の状態で公開してくれました。

 

 

このことに対して、

どれだけ私たちリスナーは大切に思われているのだろう、と感激し

胸がいっぱいになりました。

 

 

 

 

「Fujiki」が終わる寂しさはやっぱりありますが、

それ以上に、こんなにもバンドから愛され大切に思ってもらえていることに、幸せな気持ちで満たされています。

 

 

 

本当にBUMPの皆さん、スタッフの皆さんには

感謝してもしても、足りません。

 

まさに『supernova』の、

「本当のありがとうは ありがとうじゃ足りないんだ」

状態です!

 

supernova / BUMP OF CHICKEN

作詞・作曲 藤原基央

http://j-lyric.net/artist/a000673/l008cf9.html

 

 

『流れ星の正体』がバンドでどうアレンジされるのか、も

非常に楽しみです。

 

 

本当にありがとうございます!!!

 

 

 

 

 

未だ興奮状態で、とにかく私も早く発信したいと思い

文章を書きました。

そのため、非常に読みにくい部分もあったとは思いますが、

ここまで読んでくださってありがとうございました!!

 

 

 

 

「Girl A」[Alexandros] の歌詞解釈

 

今日は[Alexandros]の「Girl A」の歌詞の意味について

自己解釈を行ってみました。

 

この曲はシングルとして発売され、

ドラマ「サイレーン」の主題歌になっていた曲です。

 

11月7日に発売した[Alexandros]のアルバム、『EXIST!』にも収録されています。

このアルバム、かなり今までの彼らの音から飛躍している感じがします。

 

[Alexandros]と言えば疾走感のあるバンドサウンド!という印象でしたが、

 

今回はストリングスを使って音の幅も曲調の幅も広く、

1枚を同じアーティストが作っているのか?と疑いたくなるほどに

バラエティ豊かです!

 

 

 

さて、本題の『Girl A』について。

 

 

作詞作曲の洋平さん曰く、

元は「A Girl」だったのを入れ替えて、特別感を出したそうです。*1

 

 

『Girl A』/ [Alexandros] 

(作詞・作曲:川上洋平

 

 歌詞:http://j-lyric.net/artist/a058de1/l0380ce.html

 

 

 

 1番では、『彼女』の異質さが目立ちます。ミステリアスな雰囲気で、みんな興味あるけれど扱い方がわからず踏み込めない。

 

それが2番では忌み嫌うようになります。

 

Nobody knows about the

誰もかもが浮かれたって気づく

 

ミステリアスな彼女に対して魅力を感じていた自分たちの状態を、普通ではなく浮かれた状態だったと感じる、という意味だと捉えました。

 

これは、自分が理解できる範囲を超えたものに対して、理解できないから遠ざけているのではないかと思います。

 

だって、「嫌う」ではなく、「忌み嫌う」って相当な嫌い方です。

 

「こっちはせっかく心開いて仲良くしようとしているのに、頑なに自分の殻にこもって!お前なんかもう知らねえよ!」みたいな感じかな?

 

 

彼女自身も、周りとは違う風に居たい、という想いがあるように思います。

“誰かが定めた 

 色した あの風景の

 一部にはなりたくないから

 

一匹狼で周りとの関わりを自分から絶っている感じです。

 

でも、このとげとげしさの中に、内面の繊細さが見えます。

 

 

 

サビの “” は『彼女』の台詞だと思うのですが、

私がいなくたって

あの空が堕ちたって

あなたは生き続けるだろう

 とあります。

 

先ほど載せたSOLのリンクの中で、洋平さんは捧げる愛がテーマだと言っています。

 

私がいなくてもあなたの人生は続いていく。でもあなたが幸せならばそれだけでいい。

といったような、見返りを求めない愛。

そもそも「愛」自体見返りを求めるものなのか、人によって解釈はちがうとは思いますが。)

 

洋平さん曰く、寂しさも悲しさもあるが、もっとそれよりも深いところを書いているそうです。

 

私は、そのもっと深いところという部分に、

「でもあなたの人生の中に少しでも私の爪痕を残したい」

といった『彼女』の想いを感じました。

 

 

ただ捧げる愛や、彼女がいなくなっても変わらない世界に対しての悲しさだけだったら、

こんな狂気じみた激しい曲調にはならないのでは?と思うからです。

 

 

 

 

 1番の“無邪気なあの朝に~二度と戻りはしないだろう” は、

あなたは私のことを忘れて(あるいは私といた過去は関係なく)生きていく という「あなた」目線。

 

最後のサビの“無邪気なあの朝に~あなたが生き続ければいい” は、

今も、これからも、あなたと居ることができなくても、

私の記憶の中であなたが生き続ければ良い という「私」目線なのかなと思いました。

 

 

 

つまり、

あなたは私がいなくても何の変わりもなく生きていく。でも、あなたが生き続けていてくれるだけで私は嬉しい。

私自身はあなたと居られなくても、私の記憶の中にあなたが残っているから大丈夫。

だけど、本当はあなたにも私がいなくなったことを少しは悲しんでほしい。いなくなったと気づいてほしい。

 

 

 

ということかな、と考えました。

 

 

 

大分偏った自己解釈になってしまったと思いますが、

解釈はそれぞれだ、ということでお願いします^^;

 

また日が経って改めて考えると、きっと違う解釈をするかもしれないので、

それもまた楽しみです!

 

では今回はここで。

長々とした文章をお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

www.youtube.com

 

 

Girl A

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  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥250

 

クリープハイプ 「破花」 歌詞の自己解釈

今回はクリープハイプの「破花(はっか)」の歌詞の意味を考えました。



 

この曲は代々木ゼミナールのCMソングとして使われており、

受験をテーマに書かれています。

歌詞の中にも鉛筆で線を書くことが描かれていたり、[問]と[答]があったり、と

受験や何かに挑む様子がすぐに想像できるものになっています。

 

 

具体的に歌詞を見ていきます。

 

『破花』/ クリープハイプ

(作詞・作曲:尾崎世界観

 

歌詞:http://j-lyric.net/artist/a055e9b/l03977f.html

 

先が尖ってる芯が少しずつ丸くなる

真っ白な気持ちは書いた分だけ黒くなる

 

受験勉強って、合格やその先の進路に向けていろんなことを我慢したり辛い思いをしながらした覚えがあります。

 

そうやって辛い今を送っていると、

「どうして今こんなに辛い思いをしなくちゃいけないんだ?

本当にその先は自分が求めるものなのか?」

 

なんて信用できなくなる。疑問が頭の中でふつふつと湧き上がってきます。

 

 

 

 

でもそれを外に吐き出さないと、もやもやしたままで苦しくなってしまう。

だから “大きく深く吐き出す” 。

 

【問】と【答】という歌詞の書き方も、尾崎さんさすがです。

 

 

 

どうして どうして どうして どうして どうして

疑う事で何か始まる

どうして どうして どうして どうして

信じる者は足を掬われる

白紙の海泳ぐ黒い線にいつか 真っ赤な花が咲くその日まで

白紙の海泳ぐ黒い線にいつか 真っ赤な花が咲くその日まで

通して

 

いつものクリープハイプ節ともいえる、反復の歌詞です!

 

“疑う事で何か始まる”、“信じる者は足を掬われる”

という歌詞を見て、

これは純粋だからゆえの言葉だなと感じました。

 

「信じる」が基本にあって、それが何度も裏切られてきたから、

疑う事の大事さを語っている。

また、どうして信じることは良いことなのに、

そんな者たちが裏切られなければならないのか、という怒り。

 

例えば「努力は必ず報われる」「信じれば夢は叶う」なんて言葉がありますが、

努力した人みんなが報われるわけじゃないし、信じたからって夢が叶う訳でもない。

もちろん、その努力とはどの程度のものなのか、人によって違うだろうけれど、

頑張ったからといってすべてが結果には繋がりません。

 

 

でも、それを分かった上で、

真っ赤な花=花丸がつくまで自分の信念を、信じてやっていることをやり通す。

花丸は、何が基準でつくのかはわかりません。

それが他人による評価だったり、自分が良いと思えるところだったり様々でしょう。

 

 

“真っ赤な花が咲くその日”=“いつか”

そんな日がいつ来るかもわからないけれど、来ると信じてやるしかないと言う事です。

 

 

2番です。

道に迷った分だけ範囲は狭くなる

後悔だらけの間違いを消した分だけ黒くなる

 

動き出した君の歴史 いつも今日に答えがある

動き出した君の歴史 いつも今日が答えになる

動き出した君の歴史 いつも今日が答えになるから

 

線を消しゴムで消せば消すほど跡が残って汚くなってしまう。そんな場面が浮かびます。

 

1番は見えない未来と今についてでしたが、

2番では過去と今です。

 

でも、そうやって後悔している過去も、「今日」を積み重ねてきた結果であり、

先の見えない未来も、1つずつ「今日」を積み重ねて生まれる結果です。

 

だから、未来を不安がっていないで、過去に後悔をしないで、

「今日」を生きることが大切なのです。

自分がコントロールできるのは「今」「今日」のことだけだから。

 

 

「今」が大事、なんて耳にタコができるくらい聞いてわかってたはずなのに、

尾崎さんの表現で、クリープハイプの演奏で、聴くと

言葉の染み方が格段に違います。

 

 

 

イントロの、何処か絡み合っているようで不安定なギターは

ジャケット写真の黒い線とぴったりだなと思いました。

 

「破花」の特設サイトもまだ残っているので、

ぜひ!

 

sp.universal-music.co.jp


クリープハイプ - 「破花」MUSIC VIDEO

 

 

破花

破花